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2010.12.14

ある会合で。

 ある会合で。

 国連の仕事、国連が求める人材、模擬国連をテーマにしたワークショップで、聞き手の多くは大学生か高校生。90分ほどの講演とパネルディスカッションが終わり、質疑の時間に。

 模擬国連のOGで、今は2012年に行われる地球サミットに関わっている者ですが…と、何番目かに手を挙げた若い女性が話し始めた。むむ? と思ったが、案の定、質問の内容はその日のワークショップのテーマとは何の関係もない。

 自分が関わっているプロジェクト、ひいては自分自身に対してパネリストに関心をもってもらいたいだけ。そこでのやり取りが他の来場者にはまったく参考にならず、興味もわかないという視点が欠落している。空気ばかり読もうとするのがよいとは思わないが、こういう人を地球サミットのようなグローバルで学際的なアジェンダに関わらせていて大丈夫なのか、と思う。

 別の会合で。

 エネルギー・資源政策、温暖化対策に関する意見交換。地球への負荷、持続可能な成長という観点から、温暖化対策と生物多様性をリンクさせた発想も必要なのでは…という意見が出た。

 と、事業者サイドからすかさず、「その2つは必ずしも一致しません」。緑化したほうが二酸化炭素排出量も相殺できるのでは、と考えがちだが、資源効率を考えると、環境要件によっては植物などの生態系を一定限度、部分的に犠牲にしたほうが温暖化防止の効果がはるかに得られるケースもあるという。一致しないどころか、相反すると。

 同じ会合で出た、「環境問題では、善意の人ほど(現実を無視した)原理主義に取り込まれてしまう」という言葉が印象的だった。

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